デジタルフォレンジック等の分野のリーガルテック企業AOSリーガルテック株式会社が次世代法律検索エンジン「dBengosi.com(ディーベンゴシドットコム)」をリリース
キーワードの重要度をコントロールし、素早く正確に必要な法令・判例データの検索が可能になったのが特徴
PDFやワードなどの非定型データをXMLに変換することで機械可読性を上げ、検索効率も向上
日本では、公開されている裁判例は最高裁判例だけでも全体の1~2%程度と言われており、司法のITインフラの整備や開かれた裁判所制度の構築が急務
dBengosi.comは、同社主催の第6回JAPAN LEGAL TECHNOLOGY CONFERENCE ―リーガルテック展2018―でも発表
諸外国の司法のITインフラ整備や裁判の公開の例
アメリカでは、ハーバード大学ロースクール図書館のCaselaw Access Projectが発足し、4000万ページにも及ぶ判決文を電子化し650万件のデータセットに変換し、研究者・法律家・一般向けにAPI提供を行ったり、イギリスの控訴院(第二審裁判所)では、口頭弁論等の裁判手続きの一部をYouTube配信するなど裁判の公開にSNSを活用するなど先進的な取り組みも
参照:AMP News